アメリカからOEMの依頼が来た。
デザイン画とサンプル用の3人のサイズを貰いいざ型紙作成。
デザイン画のイメージ通りに型紙を作っていく。
そこまで複雑ではないので、意外にスムーズに切れた。
俺にはこのデザインがカッコいいのかどうかは分からない。
ただ言えるのは、日本だと30年前のデザイン。
シンプルなサイドライン。
足が長く見えて昔定番のデザイン。
後は完成後送りチェックしてもらう。
OKが出れば数をまとめて貰い2月頃から本生産という流れ。
大体打ち合わせから本生産まで2〜3ヶ月かかる。
でもこれが最短。
俺が昔手掛けてたパタゴニアさんは打合せから本生産まで2年かかった。
本気度が桁外れのパタゴニアさん。
全体ミーティングで決まったスーツを、会議に参加していた皆がテストする。
その後、2ヶ月おきにそのフィードバックでカリフォルニアに飛んだ。
また新たな改良点が見つかりまた全員分サンプル作り。
それを繰り返す事数知れず。
これで良いと皆が言った時は2年の歳月が費やされた。
パタゴニアの製品開発は流石と思った瞬間だった。
話を戻そう。
打合せ、仕様・デザイン、サンプルアップ、見積り、テスト、改良、本生産。
ウェット屋は、細かい打合せは閑散期前にしないといけない。
閑散期には本生産したいので。
シーズンインしてしまうと途中からOEMの話は難しい。
時間もコストもかかってしまうので。
まだまだやる事いっぱい。
年末まで何かと忙しそうだ。
引き合いがあるけ幸せ。
頑張ります。
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